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開花

メッセージC

​留学生としての生活

日本語学校で学んだ先輩たちから、

これから学び続けるみなさんへ愛あるメッセージです。

​有意義な、そして楽しい留学生の生活とは?

​狂人になろう

有意義で楽しい留学生活の定番といえば、新しい文化を体験し、友達を作り、成長し、学ぶのだというのが正しいと思います。しかし、私はこれは留学に来たら当然やるべきことであり、日本でしかできないことのどれかに夢中になれる人間になるべきだと思います。

 同じような価値観の人と会うのが好きなので、私の周りには友達も、私も、何かに夢中になっている人が多い。例えば、バンド、野球、アイドル、アニメなどだ。いったいどこまで夢中になっているかというと、バンドをやっている友達は5年前に路上ライブから始めて今はCDデビューまでしているし、野球をやっている友達は社会人野球の地域の代表として出場して名前を売っているくらいだ。私は留学に来たのならば、大きくは人生でそれくらいどこかに夢中になる価値は十分にあると思う。

 もちろん、留学生の中には、実家からのサポートが得られなかったり、他の経済的な理由などで、勉強とアルバイトを両立させなければならないというプレッシャーを抱えている人もいる。20代という若さで時間的に余裕がないとしても、たとえその時間が経った1週間でも、何かに夢中になってみることは必要だと思います。そして、そのような一つのことに夢中になってみた人生は、後々年をとってから後悔することはないと思います。

 「日本だからできることに夢中になろう、そしてそれを狂人になって楽しもう」これこそが、有意義で楽しい留学生活の定番だと私は思っている。(ジンヨン)

有意義な楽しい生活とは

有意義とは、意義のあること、意味や価値があることという意味だ。つまり「有意義な時間」とは、自分にとって意義のある時間、意味や価値のある時間のことを指す。自分にとって価値があった、満足した時間だったと思えたときに「有意義な時間だった」と言えるので具体的な定義は人により異なる。
 あなたにとって有意義な楽しい生活とは何でしょう。まずは自分の人生に意味を与える
ものを見つけることが重要と思う。私にとって、最初に思い浮かぶのは健康な体。健康のために活発な運動と健康的な食生活。つまり、私は健康であることに誇りを持っており、健康を維持するために行うことを楽しんでいる。特に運動やスポーツから得られる感情は私の人生を有意義なものにしてくれる。モンゴルのことわざに「健全な世親は健全な肉体に宿る」という言葉がある。確かに、健康であれば、それ以外は何も難しいことはないようだ。
 留学生として、海外での生活は誰にとっても挑戦だ。生活リズムはさまざまな変化に直面するのは明らかだが、健康を維持し、可能な限りバランスを維持するのが難しい。しかし、誰もが自分の体を大切にし、健康的な食事と健康のために少し自分のために時間を割いてほしい。もちろん、最初はすべてが厳しいように思えるが、長期的に続けることで習慣が生まれる。一度それが習慣になると、人はどんな困難な状況でもやる気がなくならない。
 人生の経験は人それぞれ異なる。例えば、自分のスキルを上げて成長するための時間以外にも、趣味の時間や家族と過ごす時間など、その人にとって充実した時間であれば、それは全て有意義な楽しい生活だと思う。
 前述したとおり、「有意義な生活」の感じ方は、人によってさまざま。自分の価値観によって決まる。自分が楽しく、ワクワクできる時間を過ごし、有意義だと思える時間を持つことが大切だ。または、時間は一度しか使えない貴重な資源であり、それをどのように使うかが私たちの人生を大きく左右するべきだ。(プーギー)

有意義な楽しい生活とは

 有意義とは、意味、価値があると考えられることだ。また、自分にとって良い時間を過ごすことを指す。例えば、勉強や運動など自分の能力を高める行動以外が、趣味に没頭することと人それぞれの価値観によって異なるものになる。私にとって、人生の中でどんな小さなことでも幸せを感じ、今日も頑張ってきたと励まされることが有意義な生活と思っている。

 日本に来てからすべてが変わり、何のために来たのかと後悔した時期がある。午前中に日本語学校で勉強した後、夕刊と朝刊を配達した。そんな状況が毎日続くと自分のことに費やす時間がなくなって、いつもストレスを感じて愚痴ばかりを言っていた。それだけではなく、日本語学校に通っている時が、自分のためでなく、誰かのために勉強しているような行動をしたことがある。また、友だちや家族も一緒にいなかったので、自分には誰もいないと感じていた。そのせいで毎日憂鬱になった。

 しかし、今考えると、子供じみた行動をしていた。誰かが私に日本に行くように強制したのではなく、自身が新しいことを開発し、学びたかったのだ。だが、この数カ月で私は何を学んだろうかと思ってみた。それから私は努力しなければならないことに気づいた。 

 そこで、自分にできるほんの小さなことから始めてみようと思った。毎日欠かさず学校に通い、先生たちに新しいことを学び、少しでも日本語を話せるようになりたかった。それで、毎日日本語を練習し、できるだけ人々と話した。

 その後、日本語能力試験でN3を取得し、日常生活で話せるようになった。また、日本語学校では日本語だけではなく、それ以外のことを学ぶこともできた。日本人の生き方、敬意、公共の場での振る舞い方など、大切なことを先生たちから学ぶことができた。これらすべての一見単純なことから、私の有意義な楽しい生活が始まったと思う。

 以前は休みの日は部屋の隅で寝て過ごしていたが、今はできるだけ友だちと過ごすようにしている。日が経つにつれて、自分の行動すべてが自分への投資であると考えた。

 有意義な生活の概念は、人それぞれの感情によって異なる。まず、何が自分にとって生活をより有意義なものにするのかを知る必要だ。自分が何に意味があるのかを理解できれば、有意義な楽しい生活を送ることができる。(バースカ)

有意義と「楽しい」の両立について

 有意義な生活とは、何らかの願望や渇きを満たすような生活である。自分若しくは社会のために仕事をしながら暮らすことを有意義と言えよう。長期的な目標を持って生きる。

 一方で、楽しい生活とは、長期的なゴールというよりは一日一日の小さな幸せに満ちている生活である。

 さて、この二つの間には矛盾がある。大の虫を生かすには小の虫を殺す。有意義である大きな幸せを得るには、楽しい生活を犠牲にしなければならないことも多い。留学生としては、勉強やバイトを終えてからしか自分のその日のしたいことができないみたい。

 この世ではよく腹をせに変えられない。卒業するには勉強が必要で、生活するにはお金を欠かせない。因って自分自身に使える時間が減ってしまう。意義など言うまでもなく、そもそも生活するだけで愉しみが削られてしまう。

 私の場合、日本での生活は楽しいが、卒業後も日本に滞在したければ就職せざるを得ない。そのせいで、探したいかどうか関係なく、最長2年以内に職業を見つけなければならなかったのだ。2年間で十分ではないのかと思うかもしれないが、外国人として日本企業に警戒される可能性があり、普段より就職が難しいのである。

 つまり、自らの本望を叶えたいと、社会から押し付けられる必須条件が生じかねない。しかも多くの場合は不公平だ。開国人としての日本滞在が許されるには何らか社会の役に立つ必要があるが、日本人のNEETが国から追い出されることはないのではないか。同様に、多くの若者は奨学金なり、貯金なり、学費を払うために努めるが、大金持ちの子なら考えずに済む。

 ただ、彼らが暮らしやすいとは言えない。大物政治家や大金持ちが自殺したというニュースもちょくちょく耳にする。いくらお金があっても埋め尽くせない穴が心のなかにあると考えてよかろう。それともその権力や富を保つために釈迦力になっても成し遂げないのか。

 本当に有意義で楽しい生活を送ることができる人はほんの一握かも知れない。果たして居るのだろうか。(ラスムス)

有意義

有意義な生活とは、言葉通り意義のある生活に充実する生活である。したがって自分の目的を達成するために有意義な時間だと思う。自分の決めた道を一歩ずつ進み、飽きずに楽しめる。どんな目標にも直接達することないができない、厳しい、複雑な時があるだろう。その困難な時期を乗り越えた後つらい気持ちが逆にやっとできたという気持ちになる楽しい時間だったという満足な気持ちがあるだろう。

 留学生として有意義な楽しい生活は朝おはようございますから始まって就寝まで完全に自分のため、すべての責任を持ちながら生活することだ。しかしその中で「楽しめる」のは二つに分けて解説しようと思う。

 目標を達成するために一歩ずつ前進するたびに、自分をほめて小さな成功に満足することではなく、目標に向けて日々自分を奮い立たせて、一歩一歩進んでいくことだろうか。私はずっとこんなふうにいつも前へ進むという考えがあったが、残念ながら最近までやっていなかった。留学生として日本に来て、まるで違う惑星みたいだと思っていて、慣れる時間がいっぱいかかり、複雑な問題を抱えてしまい、また精神的に落ち込んで、何でここに来たのかを全く忘れていた。「人生は、だれにでも乗り越えられる問題を与える」と聞いた後、人生が逆転した。それからは「そうだ、私ならできる」と思って、らっかねきな考え方で続けてきた。

 もう一方は、何のために留学してきたのかを忘れてしまい、時間を無駄にする、娯楽から瞬間的な幸福を感じて時間を過ごしている。そういう人も周りにいるので有意義な生活をこんなふうに分ける。

 確かに遊びは楽しくて友達を増やしたり、気分がよくなることは否定できないけれども、それは、瞬間的な娯楽は、時間を無駄に過ごしていないだろうか。

 有意義な楽しい生活は、自分のために、あるいは誰かのために、一生懸命前進し、それを楽しむことが意味のある人生ではないだろうか。(バト)

​限られた時間を
有意義で楽しくしよう

「有意義な時間とは」と問うと、大体「それなりに価値がある、世間に認められる成果を得るために使う時間」と答えるだろう。もちろん、世間の目はどうでもよく、自分の目標を実現するために使う時間こそが有意義であり、楽しくなるのだ。

 では、留学生たちの目標は何か。全ての最終目標は恐らく異なるが、この国を選んだからには、言葉や風習を学ぶことが最初に目標としている筈だ。

 周りにそういう人いないか?元々他人より少しできているから、言語学校の教えを拒む、学習より友人と遊ぶことを優先するなど、とにかく今が楽しくしていれば、後のことはどうでもいい人。そういう人は、来た時の本心を忘れ、無意義な時間を過ごしているのだ。傲慢と言ってもいいと思う。学校にいる1年や2年を無駄にし知識が増えない。たとえ運良く大学に入ったとしても卒業できるかが怪しいだろう。

 逆に、バイトで忙しく、勉強の時間が足りなく、遅めに成長している人の方が尊敬できる。目標の為に、他人より遠回りしなければいけないことを恐れず、苦境でも折れない強い心こそ、欲しい知識が手に入った喜びを味わえるのだ。

 もちろん、人間は機械ではないので、旅行や遊びなどでリラックスすることも大切だ。それに、バイト代を頼りに生活しているのも仕方がない。目標を忘れずに頑張っているのであれば、それらに使う時はあくまでもゴールに近づくための過程であり、一種の経験でもあるのだ。

 留学は何カ月から五、六年までの年月を経る、一見長く感じるが、同級生よりかなり年上の私からすれば、あっという間に過ぎて行くもの。若い頃に目標を見失って、無意義になった人生の空洞を埋めるために留学しに来た私にとって、目標に近づく毎日が、有意義かつ楽しいのだ。(オウ)

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